中家堂と軍配

 中家堂と中山道と軍配の形




    明治のはじめ頃、数多くの店が軒を並べる中山道熊谷宿の一角に、初代 中村藤吉は
    菓子舗中家堂の店をかまえました。
    良質な小麦の収穫に恵まれた熊谷で、小麦粉を使用したお菓子をと考えられたのが
    瓦せんべい銘菓 軍配のはじまりです。



更に「ここに何か名物を」と考えた藤吉
   は、中山道の「中」の字を図案化したと
   ころ、軍配扇の形に似ていたことから、
   関東武士の勝運にかけて縁起を担ぎ、瓦
   せんべいに「軍配」と銘打ち売り出しま
   した。



   中家堂の「軍配」の焼型は職人の技を凝
   らした「両面型」と呼ばれるもので、全
   国でも数が少ない珍しい焼型になります。
   両面ともに凹凸があることで煎餅に厚み
   の違いができ、薄い部分はパリパリとし
   た驚くほど軽い食感を、厚い部分はしっ
   かり歯ごたえのある食感を生み出してい
   ます。この食感の違いが生む深い味わい
   こそが銘菓軍配の最大の魅力です。





  • 2016.04.04
  • 00:27

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